top of page

効くと治すの両立

 現在お困りの症状や疾患に対しては、それを抑える「効かす」治療薬の服用が必要になりますが、今の症状を「治す」こと、また将来起こりうる、また繰り返しているものに対しては、本来体に

備わっている『自然治癒力』(気力、体力、免疫力)を高め維持することが必要となります。
 つまり、「効かす」ことと同時に「治す」ことに取り組むことで『病気を治せる、病気と向き合える体づくり』、さらには『病気になりにくい体づくり』まで可能となるのです。

 現代医学が目覚ましい進歩を遂げてきた一方で、それとは逆行するように、病人の数は年々増え続けて医療費はパンク状態の日本・・・今、60歳以上の5人に1人が糖尿病、5人に3人が高血圧患者と言われ、65歳以上では4人に3人が何かしらの理由で通院されているという非常事態です。
 このストレス社会の中で、老若男女問わず“気の病”、つまり自律神経の働きやバランスを崩されている方は増加の一途です。他にも疲れ、冷え、痛み、便秘、不眠などといった未病(=病気の一歩手前の状態)を訴えている方は国民の半数以上とも言われています。
 しかし、ひとのからだや病気は一見複雑そうにみえますが、ひとが病気になる原因は『低体温』と『低酸素』のたった二つ。もっと簡単に言えば、血流障害が生じたところにトラブルが起きるのです。それが体のどこで起きるかによって病名が違ってくるだけなのです。

 全身60兆個の細胞一つ一つに酸素たっぷりな新鮮な血液が常に行き渡っている状態を維持できれば、本来備わっている『自然治癒力』が最大限に発揮されるのです。つまり“滞りない新鮮な血液の巡り”により低体温と低酸素を改善することこそが健康長寿の最大のカギなのです。 但し、それを邪魔する要因(疲れ、ストレス、冷え、飲食の偏り、季節の変わり目、老化など)は万人に一生涯つきまといます。それらから日頃の【養生…生=命を養うこと】でご自分の心身を守っていくことがいかに大切か。
当店では、予防に加え『養生』という、より積極的な早期からの“健康長寿”実現のために欠かせない養生法(自然薬、漢方薬、生薬を含めた)をお客様お一人お一人に合わせてご提案させていただいております。

 ご存知のように、世界一長寿国の日本ですが、2025年には、65歳以上の人口が約3,500万人という紛れもない超高齢化社会の訪れと共に、認知症患者は、軽度認知症も含めると1,500万人(=65歳以上の3人に1人)にも上ると言われています。
 ですから一文字屋薬局では、お一人でも多くの方に、単なる長生きではなく、健康寿命(介護等を必要としない)を伸ばすことで、認知症、寝たきり予防をはじめ、ご自分の体は自分で守る「自己予防」はもちろん、“健康長寿”をご自分で実現していく『自己養生』を積極的に今の生活に取り入れていく必要性を繰り返し繰り返しお話しさせていただいております!

 医療機関で苦情を訴えても「歳のせい」と言われてしまった方、また「歳のせい」と決めつけて諦めてしまっている方は少なくないと思います。 またよくアンチエイジング(抗加齢)と言う言葉を耳にしますが、これはエイジング(加齢)に抗(あらが)う意味。これではあたかも歳を重ねることが、悪いことと決めつけているかのようです。 
 ここで間違っていただきたくないのは、決して加齢=老化ではないこと!
本来、人間が歳を重ねることは『成長』なのです。頭も体も常に使っていれば、いつまでも若々しく保てるのです。逆にいくら若くても、頭も体も使わないままでいれば、間違いなく老化の一途を辿ります。
 つまり、生涯通じて『感じて動く=感動』があれば、人間は成長し続けることが証明されています。
【合言葉】は・・・スマートエイジング(賢くかっこよく年をとる)

bottom of page